下元節

本日11月19日は農暦10月15日で三官大帝の一柱下元水官大帝の誕生日である下元節です。

水官大帝の正式な神名は下元三品五炁解厄水官金靈洞陰大帝暘谷帝君。三元のうち下元を担当し、水界を掌管して解厄を司ります。

元宵節とも重なる上元節、夏の一大祭礼である中元節と比べると、下元節は今ひとつ注目度が低い節日です。

下元節の風習

下元節の時期は米作地域では収穫期と重なります。また、米作は水と密接な関係があります。そのため、米作を行う地域では下元節にもち米で団子を作って水官大帝に供えて感謝を捧げます。

北京など北方では小豆あんでアンマンを作って食べる風習があるようです。

また、水官大帝を礼拝することで、解厄の職能にあやかり厄を落として運気を更新することも行われます。

中国以外の華人が道教を伝えた国々の中で、下元節に行事を行うのは台湾だけのようです。

五行では水に対応する色は黒なので、厄落としのために実が黒い龍眼を供えます。

また台湾では水官大帝に財神の性格も付与されており、財運を高めるために礼拝することもあります。

伝統行事

Posted by 森 玄通