上元節

本日は農暦1月15日の元宵節。年が明けてから初めての満月の日を祝おうという日になります。

もっとも、太陰太陽暦では1月1日は必ず新月だけれど、15日は必ず満月になるわけではありません。例えば今月の場合は実際に満月になるのは農暦1月17日です。まあお祭りというのは観念的なものですから、毎年実際の満月の日に合わせるより固定で1月15日にしとけっていう感じなのでしょう。

湯圓を食べる、ランタンを掲げるなどの風習は中国だけに限らず、台湾やベトナムなどの国々でも行われます。

1月15日は上元節

道教においては1月15日は三官大帝のうち上元大帝=上元天官賜福大帝紫微帝君の誕生日とされ、三元節の最初の節日である上元節となっています。

天官紫微大帝はその神名の通り福を与える神です。中元節のときは地獄で刑に服する亡者が罪を許されて地上に戻ってくることになっていますが、上元節は地上の人間が紫微大帝より福を賜ることを願います。

天官賜福は道教の廟ではよく目にする題材です。


天官賜福:台北市松山慈祐宮

ただ、好兄弟=地獄から地上に戻ってきた亡者たちをもてなし、あるいは救済するこという目的がはっきりしている中元節とはことなり、福を願うというのがあいまいだからなのか、上元節は元宵節の影に隠れて、というより元宵節の中に飲み込まれて扱いが小さいように思います。