鬼月到来、地獄から「好兄弟」がやってくる
今年の農暦7月1日は、2024年8月4日です。台湾では農暦7月の1ヶ月間が「鬼月」と呼ばれています。
これは台湾の民間風俗で、厳密には道教の行事とは言えないものの、道教も無関係ではありません。
「鬼月」とは何か ...
道教に取り入れられた輪廻転生システム
現在の日本のラノベや漫画、アニメで大きな勢力を誇っているのが異世界ものと呼ばれる作品群です。これは「小説家になろう」という誰でも小説を投稿できるサイトで異世界をテーマにした作品が量産されたのがきっかけになっています。
多く ...
長春真人は不老不死を否定したか
『天幕のジャードゥーガル』(トマトスープ作/秋田書店刊)は、モンゴル帝国で初めてカアン号を名乗ったオゴデイ・カアンの第六皇后にして、オゴデイ亡き後に帝国を掌握し、息子のグユクを帝位につけた女傑・ドレゲネの懐刀ファーティマ・ハトゥンを主 ...
道教の芸術:龍の装飾
本日2月10日は農暦1月1日。春節の初一です。今日より1年間の干支は甲辰。十二生肖は龍です。
甲は十干の初めです。『五行大義』にはこうあります。
甲者押也 春則開也 冬則闔也
甲は押である。春が開か ...
道教の山岳信仰と五嶽大帝
都内の神社を巡っていると、よく「富士塚」を見かけます。これは小高く積み上げた岩や小山などを富士山に見立てたもので、富士山を司る浅間大神を祀る浅間信仰の広まりによって、ミニチュア富士山として作られたものです。
富士
妖怪と神は紙一重
日本では神と妖怪の境目があやふやなところがあります。よく知られたところでは付喪神。100年使われ続けた道具などに精霊が宿って神になるというものとはいいつつも、扱いは妖怪です。
秋田県のなまはげ、悪石島のボゼ、宮古島のパーン ...
台湾の孤魂信仰と陰廟
前回『台湾道教と8+9』にて、中国とは少し違う台湾独特の道教信仰について述べました。
その流れで、今回は台湾の民間信仰で重要な位置を占める孤魂信仰、そして孤魂が祀られる陰廟について述べていこうと思います。
最初 ...
台湾道教と8+9
台湾では信教の自由が認められていますから様々な宗教が信仰されています。あの空飛ぶスパゲッティ・モンスター教まで認可されているというから、その自由度はある意味日本以上だと言えます。
では台湾で最も信仰されている宗教は何か?道 ...
道教の芸術:天井
道教の発祥地・中国では、現在宗教施設に入るには基本的には入場料を支払う必要があります。だからもし中国に行くことがあったとしても、入場料を払ってまで道教の廟に行くという人はあまりいないと思います。しかし、中国以外の、台湾やシンガポール、 ...
北斗星君と南斗星君
南斗乱るる時北斗現れり!
1983年に連載が始まった『北斗の拳』は、今年2023年に40周年を迎え、新作アニメの制作も発表されました。
主人公のケンシロウが数々の強敵と戦い、時には友誼を結び、力なき人々のために ...