TVアニメ『天官賜福』第8話解説


TVアニメ『天官賜福』第8話より

かつて砂漠にあったオアシス国家「半月国」。

その国師だった半月妖道は、自らの裏切りによって命を落とした半月国兵士を生贄に「凶」の鬼となり、兵士たちの亡霊に襲われないために旅の商人たちを捕らえては生贄にしていました。

そして半月国から来たと名乗った傀儡に襲われた太子殿下は砂漠に向かいます。

砂嵐を避けるために逃げ込んだ洞窟には商人たちがおり、そして半月妖道が使役する蝎尾蛇の襲撃にあった一行は、商人と太子殿下が蛇の毒針を受けてしまいました。

その解毒剤である善月草を入手するために半月国跡地に赴く太子殿下。

そこに砂漠で太子殿下たちを襲った2人組が現れ…

『天官賜福』第8話あらすじ

襲撃者2人はどちらも女性。どっちかが半月妖道のはずです。

2人組から身を隠す一行。しかし、黒衣の女性が気配に気づき、爆裂魔法で攻撃してきました。爆裂魔法といってもめぐみんのエクスプロージョンよりはだいぶ常識的な威力です。

2人の前に南風が姿を現し、数合戦った後、隠れている太子殿下から引き離すように逃げ出して行きます。黒衣の方はまだ隠れている者がいることに気づいている様子だけれど、南風を追った白衣の女性を追うようについていきました。

そのすきに善月草を探す太子殿下たち。

とにかく必要なことはだいたい知っている三郎が語る善月草の伝説に従い、かつての王宮をめざすことに。

王宮跡地の草むらを探していると、そこには少年がひそんでいました。それは、洞窟で会った商人たちの中にいた天生という男の子。

商人たちも、待っているより追いかけたほうがいいと来ていました。

三郎が善月草を探し出し、太子殿下が刺された場所を覆うと、一瞬で治癒。

それを見た商人たちが、自分たちも探そうと草むらに入っていくと、怪しい叫びが上がります。

太子殿下がその場所を見ると、地面に顔が現れていました。

それを見た太子殿下曰く「人の顔だ、たいして珍しくもない」。

え?そうなの?

地面に顔が生えててしゃべるの珍しくないの?

顔は元商人で、五、六十年前に半月国の兵士に埋められ、善月草の肥料にされてしまったと言います。

50年以上前に埋められて消費されていないのだから保ちがいい肥料です。

自分は人間で襲ったりしないから近づいてこいという肥料さん。

商人の一人が善月草をとるために近づくと、案の定襲われました。

太子殿下が助けようと走り寄ると、そこに棘付き金棒が投げ込まれます。ぴぴるぴるぴるぴぴるぴー。

それを投げつけたのは撲殺天使ではなく、シャザーンっぽい見た目の妖怪的な姿になった半月国の将軍でした。ぱぱらぱー。

亡霊というよりはクリーチャー化している半月国の兵士たちに捕らえられる太子殿下たち。

なんでも知ってる三郎君によると、将軍の名は中原の言葉で「刻磨」。

原作では「彼の名前を漢文に訳すと刻磨」となっています。

捕らえられた一同は、四方を高い壁で囲まれた罪人坑に連れて行かれました。

将軍は2人だけ残して落とすように命令。と、砂漠の案内人阿昭が将軍に体当たりをかまします。

しかし、あえなく将軍につかまり、阿昭は罪人坑に落とされてしまいました。

この阿昭、前回からなんとなく怪しい雰囲気なので、なにか裏がある人物かのかと思っていたのですが本当に死んでしまったのでしょうか?

さらに天生がつかまったところで、太子殿下が半月語で話しかけると、将軍は興味を持ったものの、なんで200年前に滅んだ半月国の言葉をしゃべれるねんとかえって怪しまれてしまいました。

怪しいので太子殿下を残そうとする将軍。

太子殿下はならば自分から飛び降りようとします。

なんで?って思うけれど、原作ではちゃんと自分は死なないから先に降りて罪人坑の底の様子を確かめようと考えていることが説明されています。

しかしそれより先に三郎が自ら罪人坑の中に落ちていきました。若干草薙少佐っぽい落ち方で。

これで無事だったら鬼の花城だとバレるのでは?

そしてEDの後にはなぜか中国の無形文化遺産、福州三宝の一つ「油紙傘」の紹介コーナーが始まりました。

どうやら油紙傘の職人さんと天官賜福がコラボしたためだったようです。

『天官賜福』第8話の解説

今回は道教文化の面から解説すべきことは何一つありません。

太子殿下を襲った2人組のうち、白衣の女性は川澄綾子さん、黒衣の女性は森なな子さんが日本語版のCVです。

川澄綾子さんといえばクールな女性の演技には定評がありますよね。

もう20年以上のキャリアのベテランですけど声の艶には衰えはないですね。

森なな子さんは宝塚出身。

葛城七穂さんを嚆矢として宝塚出身声優も増えました。『かげきしょうじょ!!』には森さん他6人の宝塚出身声優が出演していました。