民衆道教と成立道教
道教に興味を持っていろいろ調べるようになったとき、一番最初に読んだのは講談社学術文庫の『道教の神々』(窪徳忠著)でした。この本で、窪は日本の道教研究者は道教を「民衆道教」と「成立道教」に分けていると紹介しています。
大雑把 ...
卑弥呼の鬼道は道教か?
其國本亦以男子為王 住七八十年倭國亂 相攻伐歷年 乃共立一女子為王 名曰卑彌呼 事鬼道能惑衆 年已長大無夫壻 有男弟佐治國
その国ではもともとは男を王としていたが、その王の治世が70年~80年をすぎると倭国は乱れ、何年もの ...
道教の芸術:書
洋の東西を問わず、宗教は芸術と不可分です。宗教に関わる絵画や彫刻、音楽や舞踊などは数多く、宗教的な建築物の多くも芸術と呼べる美しさを持ちます。
道教の信仰でも様々な芸術が生み出されました。道教の廟を訪れれば、そうした芸術を ...
道教の成立に曹操が果たした役割
道教の成立を大雑把な流れで言うと、戦国時代から秦のころに「方士」と呼ばれる占いや呪術を操る術者が現れ、その一部が神仙道を奉じて時には秦始皇帝や漢の武帝などにすり寄って行きました。これが道教の萌芽といえば萌芽ではあるけれど、方士はあくま ...
『黄帝内経』が道教医学ではないとこれでもかと証明する記事
『黄帝内経』は伝説上の帝王・黄帝とその医学の師である岐伯、伯高、少師等々との問答によって医学が解説される書物です。現存する中国医学の書物の中では最古のものです。
「現存する中では」というのは、『黄帝内経』にもいくつかの医学 ...
道教と神像
道教の廟に行くと様々な神像が祀られており、信徒はその神像を神として礼拝します。
仏像を拝むことに慣れている日本人には、その光景は違和感がないものでしょう。
しかし、初期の道教は神像を置きませんでした。それが現在 ...
龍と道教
龍は中国文化とは切っても切れない存在です。かつては皇帝の象徴あり、中国そのものの象徴でもありました。龍を抜きにして中国を語るのは不可能だと言っても過言ではないでしょう。
そんな龍は当然のことながら道教にも取り入れられていま ...
道教での黄帝の影の薄さについて
『史記』本紀は黄帝から始まります。『史記』では、黄帝は姓を公孫、名を軒轅といい神農氏の治世に生まれた。しかし神農氏は衰えて炎帝や蚩尤が反乱を起こしたので、これを討伐し、その功によって諸侯から推戴され、神農氏に変わって帝位につき、土徳の ...
風水
古代中国で生まれた、土地を見て気の流れや吉凶を判定する技術を風水と言います。
風水は何十年か前に日本でも風水師を名乗るドクター某によって広められました。しかし、件のドクターが広めた風水は、風水とは名ばかりの、よくわからん開 ...
殭屍
1985年制作の香港映画『殭屍先生』は日本では『霊幻道士』というタイトルで公開されヒットしました。殭屍の呼び名を「キョンシー」などという日本人が呼びやすいものにしたのもヒットの要因だったのでしょう。
殭屍の読みは普通話だと ...