道教の神々:至聖先師
日本だと40歳を「不惑の歳」と言ったりします。その出典は『論語』為政篇にあります。
吾十有五而志于學 三十而立 四十而不惑 五十而知天命 六十而耳順 七十而從心所欲不踰矩
私は15歳の時に学問を志し、30歳で独 ...
道教の神々:四海龍王
古代中国にあった龍蛇信仰、もしかしたら「龍」と呼ばれていたかもしれないワニを象った遺物、仏教とともにインドから伝わってきたナーガ、そんな様々な要素が入り混じり、現代まで伝わる「龍」のイメージが作られていきました。
古代より ...
道教の神々:孚佑帝君 呂洞賓
道教は古代中国のシャーマニズムやアニミズム、あるいは呪術やどこかの地方の土着の信仰、それに黄老の学や戦国時代から西漢のころに活躍した様々な方士の術などが混ざり合ってできた闇鍋のような宗教です。
元々神と仙人は別のものでした ...
道教の神々:福禄寿
以前ある店先のガラスケースに七福神の像が並べられており「日本の神様」と書いた紙が貼られているのを見ました。道の真ん中で笑いだすわけにもいかず、吹き出しそうになるのをこらえるのに苦労したものです。
七福神は室町時代ごろに作ら ...
道教の神々:虎爺
今年壬寅年の十二支は虎。
かつて中国には虎が生息していました。
いや現在でも旧満州地域にアムール虎が出没して人を襲ったなんて事件が起こっていますけれど、満州は終戦後に中共がどさくさ紛れに奪った新しい領土なので今 ...
道教の神々:武財神趙公明
仏教が究極的に目指すのが成仏であるように、道教が究極的に目指すのは成仙—羽化昇天して仙人になること—です。
とはいえ、例え死ぬ=成仏だなどと浄土教を極大解釈し、寺で葬式をして墓を拝むことが仏教だと思 ...
道教の神々:干支と六十太歳星君
本日は農暦の1月1日。正月初一です。
本日から干支は壬寅となります。
「干支」を「えと」と読んで「十二生肖」と混同するのがいかに間違っているかは以下の記事に書いてあります。
どっちも読むのはめんどく ...
道教の神々:司命真君
本日1月25日は農暦の12月23日。中国の古いしきたりでは「送灶」が行われる日です。一部地方では翌24日に行われます。
魯迅の『祝福』は、年末に帰郷した主人公が女性の物乞いから死後の人間に魂はあるのか、地獄はあるのか、地獄 ...
道教の神々:月下老人
将来結ばれる男女が赤い糸で結ばれているという伝説。最近はあまり見ないけれど、平成ぐらいまでは日本のフィクションでもよく運命のカップルを示すために使われていました。
実はこの赤い糸伝説は中国発祥のもので、ある神様が関わってい ...
道教の神々:文昌帝君
学問は自分の努力で積み重ねていくものだし、何かの試験でもその結果は実力次第です。
とはいえ人事を尽くして天命を待つという言葉もあるように、努力を重ねた末に結果を神に祈らずにいられないのも人間というものなのかもしれません。