道教は道家思想の宗教ではない
20世紀初頭における欧州での東洋学の泰斗アンリ・マスペロは、道教を「religion taoist」と表現しました。
マスペロのいくつかの論文をまとめた平凡社刊東洋文庫『道教』では、これを「道家的宗教」と訳しています。など ...
道教における「気」とはなにか
日本人は歴史的に外来文化を正しく理解する能力が欠けており、だいたいの外来文化は日本に来て間違った解釈をされて捻じ曲げられます。
この民族性については先達がいろいろ論じていますが、「造り変える力」だとか都合のいい解釈をして、 ...
道教の神となった医師たち
道教が神として崇めるのは、神話に元から神として記される神々、星辰を神格化した神々、仏教由来の仏菩薩など様々。
それら雑多な神々の中には、過去の偉人が神格化された神様もいます。
実在の人物由来の神の多くは武将で、 ...
道教の神になってしまった仏僧たち
道教には様々な神々がいます。
中国神話由来の神、儒教や仏教など他の信仰から取り入れた神、民間の土着信仰から取り入れた神、そして道教が発展していく中で独自に考えられた神など。
日本で台湾の道教廟を紹介した記事(専 ...
神様と仙人、偉いのはどっち?
道教の世界観には神と仙人が存在します。
これは、道教が形成されていく過程で仙道や民間信仰、あるいは中国神話の神々儒教や仏教の神仏を取り入れていった結果で、さらには道教が独自に神や仙人を創作したりもしています。
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TVアニメ『天官賜福』第8話解説
TVアニメ『天官賜福』第8話より
かつて砂漠にあったオアシス国家「半月国」。
その国師だった半月妖道は、自らの裏切りによって命を落とした半月国兵士を生贄に「凶」の鬼となり、兵士たちの亡霊に襲われないた
TVアニメ『天官賜福』第7話解説
TVアニメ『天官賜福』第7話より
行き倒れを装った傀儡に襲われた太子殿下。
その傀儡が「半月関」から来たともらしたことから、太子殿下は三郎と、そして再び助っ人として地上に降りてきた南風、扶揺とともに、
中秋節
本日は農暦8月15日の中秋節です。
いわゆる中秋の名月を愛でて月餅を食べる日で、ぶっちゃけそれほど濃厚に道教に関係があるわけではないけれど、うっすらとは関係があります。
中秋節と月の神話中国には殷か周のころから ...
道教の神々:玄天上帝
日本のフィクションでもよく設定に使われる「四神」。これは中央の東西南北を守る守護獣です。
東の守護神青龍、西の守護神白虎、南の守護神朱雀、そして北の守護神玄武。
『ガメラ3』では玄武に比定されたガメラと朱雀に比 ...
道教の神々:福徳正神
台湾は数%の原住民と80%以上の移民の子孫から成る国です。
正確に言えば、80%以上の内訳は、は対岸の福建や広東から渡ってきた漢族系移民と、平地に住んでいた平埔族各族との混血の子孫です。
あと残り10%ほどは、 ...